今回は、2023年6月に更新された、GoogleのSEOに関わる最新情報・トレンドニュースをご紹介します。
Google Search Console Insightsは、サイトの検索パフォーマンスに関する情報を簡単かつ詳細に確認できるツールです。
引用元:Google Search Console Insights
2023年6月より、Google Analyticsに関連付けしていないプロパティでも、以下の2つのレポートが確認できるようになりました。
※Google Analyticsとの関連付けについてはこちらをご確認ください。
この改良により、Google Analyticsに関連付けされていない状態でもレポートを受け取ることが可能となりました。
Google Search Console の動画ページのインデックス登録レポートの改善により、動画の視認性が高くないと判定した理由が表示されるようになりました。
以前までは動画がインデックスされなかった場合「ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした」と表示されるだけでしたが、より具体的な3つの理由に分類されるようになりました。
確認できる理由は以下の3つです。
・動画がビューポートの外側にあります
動画全体がページのレンダリング可能領域内にあり、そのページの読み込み時に表示されるよう動画の位置を変更します。
・動画が小さすぎます
動画の高さを 140 ピクセルより大きくするか、動画の幅を 140 ピクセルより大きくしてページ幅の 3 分の 1 以上にします。
・動画の高さが高すぎます
動画の高さを小さくして 1,080 ピクセル未満にします。
詳細な理由はGoogle Search Console上にある「動画ページ」から確認することができます。
こちらはユーザーからの質問にGoogleが回答したもので、一部日本語訳したものをご紹介します。
そういうことではありません。
ただ、ユーザーの観点で考えてみてください。
あなたのページにたどり着いたユーザーにすぐ動画が表示されるのではなく、一生懸命その動画を探さなければならないとしたらどうでしょうか。
この場合、非常に煩わしいものになります。
そのため Google は、動画がメインコンテンツとして「すぐに」に表示されることを求めています。
VimeoやYouTube などの大手の動画サイトをご覧になれば、Googleのアルゴリズムが何を求めているかをおわかりいただけると思います。
Google検索結果での動画表示のシンプル化については、こちらの記事でも記載しております。
併せてご覧ください。
複数のナビゲーションメニューを用意することでサイトのSEOパフォーマンスに影響が及ぶということは、まず考えられません。
一言で言えば、HTMLページ内の特定のセクションに対するクロールをブロックすることはできません。
ただ、2つの方法で同じようなことが可能です。
1つは、data-nosnippet HTML属性を使用してテキストが検索スニペットに表示されないようにすることです。
もう1つは、ソースがrobots.txtでブロックされているiframeまたはJavaScriptを使用することです。
クローラーをブロックしているiframeまたはJavaScriptファイルを使用することは、一般的にあまり良い方法ではありません。
というのも、診断や解決が難しいクロールやインデックス登録の問題を引き起こす可能性があるからです。
ページ間で再利用されているコンテンツのためだけにこれをおこないたいと考えているのであれば、その心配は不要です。
Googlebotがそのような重複コンテンツをクロールしないようにする必要はありません。
本日は、2023年6月に更新された、検索エンジンに関わる主な最新情報をご紹介しました。
その他専門的な内容を含みますが、Googleの更新情報はこちらからご確認いただけます。
https://developers.google.com/
今後も定期的に新しい情報をお届けしていきますので、ぜひ皆さんのサイト運営にお役立ていただければと思います。
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