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話題になった最新Webサービス・アプリ35選(2023年1月〜6月)

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Crunchtimer株式会社

著者:クランチタイマー株式会社

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クランチタイマーはアプリ・Webサービスなどの開発を手掛けるWebデベロッパーです。ブログ記事ではロジカルで最適な手法を伝え、課題解決の手助けとなる情報を惜しみなく提供していきます。



この記事では、2023年上半期(1月〜6月)にクランチタイマーで話題になった最新のWebサービスやアプリについてご紹介していきます。

話題のWebサービスやアプリについて定期的に情報収集したいという方は、ぜひクランチタイマーのニュースレターにご登録ください。
月に1回程度、おすすめ記事や更新情報などをメールでお届けいたします。

この記事の見出し

Webシステムに操作ガイダンスを簡単に追加 「Techtouch」

techtouch

https://techtouch.jp/

「Techtouch(テックタッチ)」は、あらゆるシステム上に、操作ガイドや入力ルールを示すツールチップを展開することで、ユーザー体験を向上させることができるサービスです。

例えば、入力フォーム内の迷いやすい項目には、「ハイフンは不要です」といった入力ルールを示すツールチップを展開することで、ユーザーの入力ミスを防ぐことができます。

techtouch2

また、ナビゲーションの作成にはプログラミングが不要(ノーコードで作成が可能)。
コーディングの経験がなくても、ユーザーの声をもとにすぐに作成することができます。

ユーザーによるシステム利用動向を分析しながら、活用されていない機能や非効率な操作を発見し、即改善に繋げられるサービスです。

次世代メタバースSNS「Bondee ボンディー 」

Bondee

https://apps.apple.com/jp/app/bondee

Metadream株式会社により2023年1月に新バージョンの配信が開始され、今話題になっている次世代メタバースSNS「Bondee(ボンディー)」。

Bondeeでは、自分のアバターを作成後、友だちを追加することで、Bondee上でさまざまな交流ができるようになります。

友だちは、URL、LINE、Instagramを使って招待することが可能です。

試しに登録してみて、アバターも作ってみました。

Bondee2

Bondeeでも、お仕事頑張ってます。

その他にも、今の気持ちや写真の共有、ランダムなユーザーと出会える航海、自分のスペース(部屋)の着せ替えなどが可能です。

まだまだ身近に感じられない印象のメタバースでしたが、LINEなどのテキストのみのコミュニケーションから、アバターを交えた没入感の高いコミュニケーションへと転換していく兆しが感じ取れました。

Twitterの有料サービス「Twitter Blue」 日本でも提供開始

TwitterBlue

https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-blue

2023年1月11日、Twitterの有料プラン「Twitter Blue」が日本でもリリースされました。

月額利用料は、Web版のTwitterから加入する場合980円。

近日公開予定のものも含めて主なメリットとしては、下記の通りです。

  • ・電話番号が認証済みのTwitterBlueユーザーには、承認後青いチェックマークがつく。
  • ・返信、@ツイート、検索結果で一番上に表示されるように。
  • ・表示される広告数が半分に減少。
  • ・長い動画が投稿可能になる。

eギフト機能を、タグ一行で自社ECに「AnyGift」

AnyGift

https://anygift.jp/

「AnyGift」では、自社ECにeギフト/ソーシャルギフト機能の組み込みを、タグ一行で実現することができます。

eギフト/ソーシャルギフト機能は、相手の住所を知らなくてもLINEやメールなどでURLを送ることで、ギフトを贈れるサービス。

「サプライズで贈りたい」「なかなか会えない友人に今すぐ贈りたい」といった贈り主のニーズを満たし、自社ECに複雑な設定をすることなく、導入することができます。

また、eギフトを受け取ったすでにブランドの価値や商品の魅力を知っているユーザーに対しては、メルマガなどのアプローチもおこなうことができます。

その他、ギフトの受け取り忘れを防ぐリマインドメールや、一度の決済で複数の配送先用に異なるURLを発行できる機能など、役立つ機能が豊富に用意されています。

SNS型投資アプリ「woodstock.club」

woodstock.club

https://woodstock.club/

Woodstock株式会社は、2023年1月SNS型投資アプリ「woodstock.club」のローンチを発表しました。

米国株を日本円で1000円から購入できるwoodstock.clubでは、投資をしたことがない初心者が気になることを経験者に聞いてみるなど、ユーザー同士の交流を通じ、スマホひとつで投資を始めることができます。

利用者同士で投資を気軽に学び合い、誰もが安心してより良い形で資産が作れるように後押ししていく狙い。

その他、自分の保有している銘柄やポートフォリオを他の人にシェアしたり、他のユーザーの情報を参考に投資戦略を練るなど、コミュニティを通じた情報交換によって新しい投資体験が可能になります。

体重測定ができるバスマット「スマートバスマット」

スマートバスマット

https://issin.cc/

2023年1月に5.3億円を新たに調達したヘルスケア IoT スタートアップissin は、お風呂上がりに体重測定できるバスマット「スマートバスマット」を開発しています。

体重計を買ったものの面倒で使わないという人でも、お風呂上がりにバスマットとして乗ることで無意識に体重を測定することができます。

見た目はシンプルなバスマットで体重表示がなく、体重の変化は自動的にスマホアプリに記録され、定期的に通知してくれます。

issinでは今回の資金調達を受けて、スマートバスマットで取得したデータをもとに、管理栄養士や保健師をはじめとする専門家がユーザに寄り添った健康提案をおこなう新サービスを予定しています。

Prairie Card スマホをかざすだけのデジタル名刺

Prairie Card

https://prairie.cards/

Prairie Card(プレーリーカード)は、スマホでかざすだけのデジタル名刺です。

従来名刺は紙で印刷し、1枚ずつ手渡しするのが一般的でしたが、デジタル名刺ではたった1枚だけ購入すれば、何度でも使うことができます。

作成したカードにスマホをかざすと、無料で作成できるプロフィールページのリンクに飛びます。

プロフィールページではプロフィール写真・肩書・Webサイト・SNSのリンク・経歴など様々な情報の掲載が可能です。

Prairie Card2

また、Eight などの名刺管理アプリとの連携、名刺の交換履歴の自動保存もおこなうことが可能となっています。

デジタル名刺のデザインは、Webサイトから作成。

オリジナルのデザインの場合は5,500円(税込)で作成でき、背景色の選択、画像の追加、文字の追加などが可能です。

PrairieCard

Prairie Cardのロゴが入っている公式デザインの場合は、4,400円から。

公式デザインは「Prairie Card」と書いてあるシンプルなデザインで、背景のパターンを選択することができます。

出会いやその後の交流を活性化できる新しい名刺の形は、若い世代を中心にこれからますます普及していきそうです。

Googleマップがアップデート 新機能「Immersive View」

Googlemap

https://blog.google/

これまでのGoogleマップ探索方法は真上かストリートビューでしたが、「Immersive View(イマーシブビュー)」は衛星写真とストリートビューを組み合わせて、まるで現地にいるかのような没入感のある地図を確認することができるシステムです。

また、天候や時間帯を変えて表示したり、行きたいレストランの店内の様子を確認したりすることも可能です。

Googlemap

この他にも、拡張現実(AR)を活用した探索機能もあり、スマートフォンをかざすことでATMやレストラン、駅などを簡単に見つけられるようです。

2023年2月から東京のみ利用可能となりましたので、ぜひ機会があれば試してみてください。

marvle ボタン一つでECサイトにレンタル機能を

marvle

https://www.marvle.jp/

marvleは、自社のECサイトに商品のレンタル機能を簡単に導入できるサービスです。

近年では、

「家具や家電といった高額な商品は、買わずに必要な時期だけレンタルしたい」
「購入前のお試しとして、レンタルしてみたい」

といったユーザーの需要の高まりと、それに応える企業のサービスが増えてきているように感じます。

marvleの大きな特徴は、自社でレンタルやサブスクリプションサービスの仕組みを構築するという面倒な作業を、ワンストップで簡単に導入できるという点です。

marvle1
タグの設置と簡単な設定を済ませればレンタルサービスを導入することができ、レンタル注文の受付、決済、配送管理、実現が難しい貸し倒れリスクの低減までサポートされています。

今後はEC以外にも、レンタルやサブスクリプションサービスを同時に検討する企業も増えていくのではないでしょうか。

Speak AI英会話学習アプリ

Speak

https://www.speak.com/jp

Speak(スピーク)は、対人での英会話レッスンと同様の学習が可能なAIによる英会話学習アプリです。

2023年2月9日には、日本語正式版の本格的なサービス展開が開始されました。

まずアプリをダウンロードすると、自分の学習目的について質問され、最適な学習プランの提案を受けることができます。

Speakでは、初級者はもちろんビジネス会話を勉強したい人まで、さまざまな目的をもったユーザーに向けて、たくさんのレッスンが用意されています。

プランには「プレミアムプラン」、「プレミアムプラス」、「プレミアムアンリミテッド」があり、それぞれ月額または年額を選択することができます。

実際に話しているかのような英会話ができるAI講師の機能については、プレミアムプランに登録なしで、自己紹介や飲食店での注文など限られたレッスンのみ体験することができます。

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SynchroLife 食べて貯まる暗号資産

SynchroLife

https://www.synchrolife.org/

SynchroLife(シンクロライフ)は、飲食店へのレビュー投稿や、店舗への来店、飲食代金などでデジタル資産が貯まる、世界初のグルメSNSアプリです。

このアプリでは、お店へのレビュー投稿やお店情報の作成・修正などのプラットフォームの貢献が経験値として貯まり、レビュー投稿のスコアと称号ランクに応じて報酬が分配される仕組みです。

加盟する飲食店側としても、初期費用・月額費用などのランニングコストはなしで、お店の常連客が積極的にお店の広告塔としてレビューをしてくれることで、新たな顧客層を呼び込むことができます。

2023年2月には、SynchroLifeがライブドアの親会社である株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドに事業譲渡されることが発表されました。

同社はこれにより、グルメ情報分野におけるバーティカルメディアサービスの拡充を図ると同時に、「ライブドアニュース」の拡散力や「ライブドアブログ」を含む他のバーティカルメディアとの連携を通じて、SynchroLifeのさらなるユーザー増加を目指していく狙いです。

ヨンデミーオンライン オンライン読書教育の習い事

ヨンデミーオンライン

https://lp.yondemy.com/

子どもの活字離れが指摘される昨今、インターネットの使用率増加に比例して、子供の読書離れが進んでいます。

ヨンデミーオンラインでは、子供の本の好みやレベルに応じて、AI ヨンデミー先生がピッタリな本を選んでおすすめしてくれます。

また、本の楽しみ方や感想の書き方などもチャット形式でサポート。

ヨンデミーオンライン1

さらに2023年2月「ヨンデミーオンライン」を運営する株式会社Yondemyは、完全無料の保護者向けの新サービスとして、公式LINEアカウント上に「教えて!ヨンデミー」を正式リリースしました。

「教えて!ヨンデミー」では、完全無料で、保護者が読書教育のプロ・ヨンデミー講師にLINEから直接相談することができます。

教えて!ヨンデミー

今後公式LINEアカウントでは、相談の受付に加え、家庭で気軽に実践できる読書教育のノウハウやコツも発信していく予定とのことです。

ChatGPTがプラグイン対応

ChatGPTは、OpenAIが提供する言わずと知れたAIチャットサービスです。

自然言語処理に基づくAIの言語モデルで、誰でも無料で簡単に利用が可能です。

2022年末のリリースから爆発的に利用人口が増え、自動翻訳や文章の自動生成など、様々なテキスト処理タスクに利用されています。

そのChatGPTから、ウェブや外部サービスとの連携機能を追加するChatGPT pluginが発表されました。

プラグインを利用すると、外部のモジュールやアドオンをChatGPTに追加することができ、ChatGPTの機能や性能を劇的に拡張することができます。

プラグインの登場により、今後ますます進化が加速することが確実となったChatGPTの動向に、IT業界のみならず全世界から注目が集まっています。

Microsoft Edge 新AI検索エンジン「Bing」

マイクロソフト社は2023年2月7日、AI検索エンジンとして「新しいBing」を発表しました。

その大きな特徴は、AIベースの検索と返答をする仕組みを実装している点です。

OpenAIの大規模言語モデルを利用することで、より正確かつ自然な検索結果を提供できるようになりました。

検索機能だけでなく、チャット機能がついているため、従来の文字の羅列のみでの検索と違い、まるで人に質問をするような感覚で検索をおこなうことができます。

例えば、従来は「アプリ開発会社 広島」と文字を打ち込んで検索することが検索エンジンの機能でした。

しかし、Bingのチャット機能では

「広島のアプリ開発会社を探していますが、何かおすすめはありますか?」

とチャットに打ち込むことで、会話形式で検索をおこなうことが可能となりました。

BingのAIチャットは、ChatGPTの中でも最新のGPT4という言語モデルを採用しており、その精度の高さも大きな話題となっています。

現在このチャット機能を利用するには、順番待ちリストに申し込む必要があります。

また、Bingでの検索によってポイントを獲得できるMicrosoft Rewardsが、同じくマイクロソフト社から提供されています。

Microsoft Rewardsの利用に条件や手数料はなく、Microsoftアカウント登録後、Microsoft Rewardsに登録した方なら誰でも利用が可能です。

Microsoft Rewardsは、Bingでの検索以外にも、ショッピングやゲームといったマイクロソフト社のコンテンツの利用によって、ポイントが貯まる仕組みとなっています。

現在はユーザーシェア率の低いBingですが、最新のGPT4搭載や検索するだけでポイントが貯まるサービスによって、今後のユーザー増加に期待が高まっています。

デザインを自動作成「Microsoft Designer」

Microsoft Designerは、マイクロソフト社が2022年10月に発表したデザインツールです。

現在は、Webプレビュー版への早期アクセスを受け付けており、英語のみの提供となっています。

承認後は誰でも無料でツールの使用が可能です。

このツールは、デザインしたいアイテムをテキストボックスに記入するだけで、様々なデザインを提供してくれます。

例えば、メルマガ登録のバナーを作成したい場合には「a banner for mail magagine」と打ち込むだけで、瞬時にいくつかのデザイン案を提供してくれます。

テキストボックスには日本語の入力もできますが、現状では英語入力の方が精度の高いデザインが提供されるようです。

Microsoft Designerは、Microsoft 365の一部として提供されており、クラウド上で動作するため、ユーザーはブラウザから簡単にアクセスすることができます。

また、あらかじめ多数のテンプレートが備わっており、専門知識がない人でも簡単にテンプレートをカスタマイズしながらデザインを制作することが可能です。

今後いつ日本語版など、他言語で発表されるのかにも注目が集まっています。

3Dスキャンアプリ「Scanivers」

Scanniversは、スマートフォンで簡単に3Dスキャンをおこなうことができるアプリです。

使いやすく高品質な3Dモデルを作成できるアプリとして、建築・アニメ制作・クリエイターなど、幅広い分野で注目されています。

アプリはiPhoneやiPadに対応しており、ARKitを使用して高精度でリアルな3Dモデルを無料で作成することができます。

テクスチャの編集機能があり、撮影後に解像度やコントラストを変更したり、色合いを変更できるフィルターの使用も可能です。

仕事での利用だけでなく、ペットや子どもの写真、旅先での風景を3Dで残すなど、プライベートで活用する方も増加しています。

スライド資料を簡単作成「Canva Docs to Decks」

Canva Docs to Decksは、作成した資料をおすすめのプレゼンテーションに自動で変換してくれる無料ツールです。

試しに、クランチタイマーの紹介文を打ち込んでみました。

右上にある「変換」ボタンを押すだけで……

8種類のスライドデザインが自動作成されました!

提案されたデザインの中から好きなものを選び、「プレゼンテーションを作成」を押すだけで簡単にスライドショーを作成することが可能です。

もちろん文字の色や背景の色、文字の位置やフォント種類などの微調整もおこなうことができます。

視覚的に美しいプレゼン資料が簡単に作成できるため、このツールの活用は作業時間の削減に大きく役立ちそうです。

現場改善プラットフォーム「カミナシ」

カミナシは、工場や店舗の現場管理業務をノーコードでアプリ化することができる、ノーコードプラットフォームです。

例えば、店舗の日々のチェック、設備・施設機材の点検、取引先・内部監査などで起こるレポート作成業務や印刷、関係者とのやりとり確認には、「紙」だからこその非効率さが課題となります。

これらの課題も、カミナシを使うことで、手書き情報のデータ化・目視チェック・承認・Excelへの転記・集計・メールでの報告・検索などを自動化することが可能となり、非効率な事務作業のデジタル化を実現することができます。

同サービスには、ダッシュボード作成機能、スケジュール管理機能、レポート・データ作成機能、ワークフロー作成機能といった機能があり、外食業・製造業・小売・サービス業などさまざまな現場で活用されています。

2023年3月には、カミナシシリーズ Bラウンドで約30億円を調達したことでも話題となりました。

このラウンドはCoral Capital がリードし、ALL STAR SAAS FUND、千葉道場ファンド 、みずほキャピタルが参加しており、カミナシの益々の進化が期待されています。

ポッドキャストをAIで書き起こし「LISTEN」

LISTENは、OpenAIが提供する書き起こしAPI「Whisper」を使い、配信済みのポッドキャストの内容を自動で文字起こしするサービスです。

はてな創業者である近藤淳也氏が公開したことでも話題となりました。

ただ文字起こしを公開するだけではなく、番組にコメントを書き込んだり、星を付けて出演者と交流するコミュニティ機能も備わっていることが大きな特徴です。

文字を見ながら聴くことで内容に対する理解が深まったり、特定の発言をSNSでシェアしたい時に便利です。

また文字起こしされたテキストをクリックすると、その場所から再生することも可能です。

昨今のラジオブームに拍車をかける存在として期待されています。

ショート動画がメインの新感覚グルメ検索アプリ「Smafoo」

Smafoo(スマフー)は、TikTokやInstagramのReels機能のようなショート動画で飲食店を検索する新感覚アプリです。

縦型ショート動画をメインコンテンツとした直感的な操作で、全国の飲食店99%の約62万店の検索が可能となっています。(2023年4月現在)

基本操作画面は、位置情報と連携し半径1km内のお店をランダムで表示する仕様です。

空席情報をリアルタイムで確認可能なため、その時行きたいお店の混雑状況をチェックしてから来店することができます。

現在地以外の場所やジャンル、予算など、ユーザーのニーズに合わせた検索も可能となっています。

ユーザー同士で気に入った店舗を共有・宣伝する事や、SNSアカウントとの連携も可能になっており、新たなグルメ検索方法として注目を集めています。

実際に利用してみた感想としては、まだ首都圏メインで地方にまでは浸透していない印象を受けました。

動画を見ると今までのグルメ検索サイトとは違う臨場感があり、足を運んでみたくなる気持ちも高まります。

今後飲食店の戦略としては、このような縦長動画に映えるよう食事提供の後で客側が何かアクションをする(添付画像のようにアイスに抹茶ソースをかける、など)メニューを増やすといったことも考えられます。

地方ではまだ動画を投稿されていない飲食店が多いので、いち早く動画をあげると首都圏からの観光客やトレンドに敏感なZ世代にリーチできる可能性が高まりそうです。

テレビを視聴するだけでポイントがたまる!新感覚ポイ活アプリ「Bonus」

Bonusは、テレビを視聴するだけでポイントが貯まる新感覚ポイ活アプリです。

「テレビを見る」という日常的な行動がお金に結びつく点が面白く、話題を集めています。

アプリには独自に開発した音声検出機能が搭載されており、テレビCMの音声を自動的に検出し、ユーザーがCMを視聴したと判断することでポイントを獲得することができます。

「報酬を獲得する」「報酬を貯める」「報酬を交換する」の3つの機能が存在し、誰でも簡単に利用可能です。

テレビCM接触時に獲得できる報酬については「コイン」「ポイント」「リワード」の3種類となっており、それぞれ用途が異なります。

異なる種類の報酬を同時に獲得できる場合もあります。

対象は放送されているCM放送全体の大体7割程度となっており、1コイン0.015〜0.018円、1ポイント0.025〜0.03円のレートでAmazonギフトカードや楽天ポイント、PayPayなどへ変換することが可能です。(2023年5月現在)

家計簿アプリ「Zaim」、AIが購入した食材でからレシピを提案する新機能を追加に

Zaimは、累計1000万ダウンロードを記録した人気家計簿アプリです。

Zaimに、買った食材をもとにAIがレシピを提案してくれる新機能が追加されました。

「鶏もも肉とピーマンを使って簡単に作れるものは何か」など、質問をするとChatGPTが瞬時に対応してくれます。

さらに、直近の1〜2週間の購入履歴から食材を自動的に抽出してレシピを提案してくれる機能もあるため、毎日の食事を作る全ての人に嬉しい機能となりそうです。

毎日の献立決めやフードロスの削減に有効な機能となることは間違いないでしょう。

ChatGPT活用の保険相談AIチャット「ほけんGAI」

ほけんGAIはどんな保険の悩みにも対応可能な会話AIです。

AIなので、24時間365日、最長60秒以内に回答してくれます。

ChatGPT技術を基盤に、保険分野に特化した強化学習をしているため、対人では言いにくい悩みも気軽に相談することができます。

AIだからこそ相談しやすい面もありますが、同ツールを使えば、プロの保険アドバイザーとLINE面談をつなぐことも可能になっています。

都心部には保険ショップと呼ばれる保険相談ができる店舗が多くありますが、まだ地方までは店舗が広がっていません。

そのため、保険ショップの少ない地方に住む方や、営業時間内に来店できない方、いきなりお店には入りづらい方など、さまざまなニーズに合わせて利用が可能なサービスです。

AIを活用した契約書管理サービス「OPTiM Contract」

OPTiM Contractは、AIを活用した契約書管理サービスです。

WordやExcelファイルをアップロードするだけで、契約書の管理台帳をAIが自動作成してくれるため、手間のかかる入力業務をなくすことができます。

管理台帳の自動作成だけではなく、契約書の検索や更新、ステータスの確認、契約書に関連するタスクの管理など、契約書の管理に役立つさまざまな機能があります。

契約終了日が近づくと契約担当者と上長へメールで知らせてくれる機能もあり、契約書管理が容易になります。

OPTiM Contractは、契約書の管理にかかる時間とコストを削減するだけではなく、契約書の紛失・情報漏洩リスクを軽減することにも役立ちます。

GoogleのChatGPT対抗AI「Bard」が日本語対応

Googleは2023年5月11日、AIチャットボット「Bard」を180以上の国と地域にわたって一般公開するとともに、日本語と韓国語に対応することを発表しました。

2021年までの情報しか学習していないChatGPTと違い、リアルタイムでインターネットに接続可能な点が注目されています。

また、Bardは音声入力やテキストの書き出しにも対応しています。

Bardのホーム画面は、文字のアニメーションと「Bardを試す」ボタンのみという非常にシンプルなつくりです。

早速試してみると、3種類のお試し例文が表示されました。

「日本料理とイタリアンの共通点は?」を選択してみました。

以下がBardからの回答です。

回答は左下のボタンからGoogleドキュメントにエクスポートすることや、Gmailに下書きを作成することが可能です。

右下のボタンからは文章のコピーができます。

Bardは数ヶ月以内にAdobe「Firefly」と連携し、画像の自動生成をおこなうことも発表されています。


引用元:Adobe blog

GoogleはAI分野において大幅な遅れを取っている印象でしたが、大胆な巻き返しを図っています。

ChatGPT 公式 iOSアプリが登場

ChatGPTは、今や誰しもが知るAIチャットサービスです。

そのChatGPTから遂に公式iOSアプリが登場しました。

2023年5月26日には日本でも提供が開始されました

ダウンロード後のTOP画像はこちらです。

色は数秒ごとに切り替わる仕様となっています。

ログインして早速アプリで会話を開始しました。

ChatGPTのWeb版とアプリの違いを聞いてみました。

公式アプリの登場で益々ChatGPTの認知度向上と利用率の増加が予想されます。

現在はiOS版のみの提供となっていますが、今後Androidにいつ対応するのかにも注目が集まっています。

ただし、前述したBardなど新たなライバルの登場で、今後オープンチャット分野においてどのブランドが生き残るのか熾烈な争いが始まっています。

食べログ、ChatGPTプラグインの提供を開始

2023年5月6日、食べログ運営会社である株式会社カカクコムは、OpenAI社の対話型AI「ChatGPT」向け機能拡張ツール(ChatGPTプラグイン)の提供を開始しました。


引用元:KAKAKU.COM

ユーザーが「明日の19時に4人で入れる渋谷の焼肉屋さんを教えてください」とChatGPTに入力した場合、
食べログが提供する情報をChatGPTが取得し、ネット予約できる飲食店を最大5件表示、各店舗について以下の情報を提供するというものです。

  • ・店舗名
  • ・食べログ点数
  • ・エリア
  • ・ジャンル
  • ・予約ページへのリンク
  • ・店舗画像

このプラグインにより、飲食店のネット予約がとても便利になることは間違いありません。

早期アクセスプログラムが開始「Microsoft 365 Copilot」

2023年3月に発表されたMicrosoft 365 Copilot(コパイロット)は、Microsoftが提供するMicrosoft 365のアプリケーションに統合されたAIアシスタントです。


引用元:Windows Blogs

Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなど日常的にビジネスで利用しているMicrosoft 365に組み込まれた形で提供されます。

Microsoft 365 Copilotの登場により、メールの作成や返信、Excelでの表やグラフの作成、PowerPointでのプレゼンテーションの作成など、多くのビジネスタスクが自動化され大幅な作業の効率化に繋がります。

2023年6月現在はまだ一部のユーザーにのみ提供という形になっています。

ただし、Microsoftから「今後数週間以内には全世界のMicrosoft 365ユーザーに順次提供される予定」というアナウンスがあり、いつ提供が始まるのか期待が高まっています。

テスト勉強用アプリ「暗記メーカー」

暗記メーカーは、無料のテスト勉強用アプリです。

下記4種類の多彩な問題形式で問題集を作成することができます。

  • 1.記述問題(自分で答えを入力する問題形式)
  • 2.選択問題(複数の選択肢の中から正解を1つ選ぶ問題形式)
  • 3.選択完答問題(複数の正解を選択肢から全て選ぶ問題形式)
  • 4.完答問題(複数の解答を自分で入力する問題形式)

作成した問題集を友人と共有したり、パソコンでまとめて編集することもできます。

定期テストのある中高生や大学生だけでなく、社会人でも資格試験の勉強などに役立ちそうです。

AI画像か否かを瞬時に判断「AI or Not」

AI or Not」は、画像をドラッグ&ドロップするだけで瞬時にAI画像かどうかを判断してくれるサービスです。

AI or Not

Photoshop デスクトップ版(Beta)ジェネレーティブ塗りつぶしについても、現時点での商用利用はできないとAdobeが正式に発表しています。(2023年7月現在)

画像を商用利用する際に心配な場合は「AI or Not」を利用してチェックしてみるのもいいかもしれません。

以前Photoshop デスクトップ版(Beta)ジェネレーティブ塗りつぶしで作成したAI画像と、元画像(AI加工なし)のもので試してみました。

AI加工したものは、AIが作成したと判定されました!

元画像は人間が撮影したものだと認識されています。

どこまで正確か未知数ではありますが、今後需要の高まるサービスとなりそうです。

オンラインホワイトボード「Drawchat」

Drawchat」は無料で使えるオンラインホワイトボードです。

会員登録不要で誰でもすぐ利用することができるため、スポット利用やお試し利用に重宝します。

TOP画面のStartボタンを押すと、すぐホワイトボードが現れます。

ユーザー名はランダムで付与される仕組みです。

ページ下部で発行されるURLを会議メンバーと共有すれば、リアルタイムで同時編集をおこなうことが可能となります。

リモートワーク主体の会社では、今後オンラインホワイトボードは欠かせない存在となりそうです。

プライベート花火のWEBサービス「花火をあげよう」

花火をあげよう」は、全国の煙火店をネットワークし、好きな場所で好きな時に、プライベートな空間で楽しむ花火をネット注文できるサービスです。

花火をあげよう

2023年4月より、提携している花火大会の中のプログラムの1つとして、メッセージを添えたプライベート花火をあげることが可能となりました。

提供エリアごとに日時・プランを選択して購入することができます。

「花火大会でサプライズ花火をあげる」というと従来はハードルが高いイメージですが、「花火を上げよう」はあらかじめ金額や日時が指定されているため、予算に応じて選ぶことができます。

今後サプライズなどで利用される機会が増えるかもしれません。

新時代のSNSアプリ「BeReal」

BeReal」は10代〜20代前半の若者を中心に普及しているSNSです。

BeReal

BeRealは2020年にフランスでリリースされ、2022年以降ダウンロード数が一気に増加しています。

日本国内での大学生認知度は80%以上と高く、30%以上が実際に利用しているという調査結果も発表されています。

従来のSNSとの大きな違いは、アプリ側から1日1回不特定の時間に通知が届き、通知後2分以内に投稿しなければいけないという点です。

その他の特徴は下記の通りです。

  • ・投稿は基本的に1日1回
  • ・不特定の時間に通知が届き、通知後2分以内に投稿
  • ・取り直し回数、2分以上経過した場合は「〇〇分遅れ」の表示がされる
  • ・投稿をシェアするまで他人の投稿を見ることができない

アプリがランダムで指定する時間に一斉に投稿をおこなうことで、映えを意識せずリアルな日常がシェアできるところが楽しさに繋がっているようです。

モノ資産の管理・活用アプリ「cashari」

cashari」はパソコンからブランド品、車まで写真に撮って登録するだけで、アイテムの査定をしてくれるアプリです。

身近な物を登録すると、自身がどのくらい資産を持っているのかを把握することができます。

cashari

資産を把握するだけでなく、リースバック、売却、寄付の3つの選択肢があり、実際に資産化することも可能です。

特にマイカーリースバックでは、マイカーを手放さずに現金化でき、最終的にまた自身の物に戻すこともできるという点で他のフリマアプリや中古車販売とは一線を画しています。

電動アシスト自転車・電動キックボードシェアサービスアプリ「LUUP」

LUUP」は、借りるのも返すのもアプリで完結する、電動アシスト自転車と電動キックボードのシェアサービスです。

LUUP

既に東京・大阪・京都・横浜・宇都宮・神戸・名古屋の各エリアで、3,245カ所以上のポートが設置されています。

2023年7月1日に施行された改正道路交通法では、特定小型原動機付自転車に該当する電動キックボードの運転に免許が不要となりました。

そのため、日本の免許証を所有していない在留外国人や外国人旅行者も電動キックボードに乗ることが可能となり、訪日観光客のサービス利用が見込まれています。

LUUPでは、アプリやブラウザの言語設定を「英語」にすると自動で英語表示に切り替わる機能が既に実装されており、今後利用者はますます増加するとみられています。

おわりに

以上、2023年上半期(1月〜6月)にクランチタイマーで話題になったWebサービスやアプリを紹介しました。

今後も最新のWebサービス・アプリについてご紹介するので、お楽しみに!

話題のWebサービスやアプリについて定期的に情報収集したいという方は、ぜひクランチタイマーのニュースレターにご登録ください。
月に1回程度、おすすめ記事や更新情報などをメールでお届けいたします。

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筆者

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クランチタイマーのメディア編集部です。 話題になった最新のWebサービスやアプリなど、ITに関するトレンド情報をお届けします。

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