Webサイト制作概要

クランチタイマーでは、これまでも株式会社自転車創業の自転車保険、自動車保険のWebサイト制作、運営をおこなっていましたが、この度リニューアルにも携わらせていただきました。

リニューアルした背景としては、今後多様化するニーズに応え、将来的にはペット保険やバイク保険など、さまざまな種類の保険を扱うことを想定した保険の比較サイトにするためです。
これまで別々になっていた自転車保険、自動車保険をひとつのサイトから選択し、閲覧できる仕様に変更することで、これから増えていく保険の種類も追加できるようになりました。

各保険ページへ遷移後のカラーは、各保険を最も多く検討するターゲットを想定し、自転車保険は30〜40代女性向けのピンク、自動車保険は家族を持つ男性向けの青に決定しました。

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ペルソナ設計からコンテンツ設計まで

コンテンツに関して、リニューアル以前は「自転車保険　おすすめ」や「自動車保険　ランキング」など、これらのキーワードを打ち込んで検索する方へのコンテンツは充実していました。
しかしこれらのキーワード検索をおこなうのは、既に保険に入ろうと検討しているユーザーです。
これでは自転車保険に加入する手前のユーザー（自転車の購入を検討しているユーザー、自転車保険に入ろうとは思っていないユーザー）からのリードは獲得できません。

そこで改めて、ペルソナ設計、キーワード設計、カテゴリ設計、コンテンツ設計を作成しました。

調査の結果、30代が自転車保険への加入率が最も低いにもかかわらず、自転車保険について家族を持つ30〜40代女性が最も多く検討しているということがわかりました。
そのため、自転車保険のペルソナを30代後半〜40代の保護者、かつ自転車で保育園や幼稚園への送迎が必要な方と定め、ペルソナに刺さるコンテンツを新たに増やしました。

 

コンテンツのキーワードは、下記の4項目ごとに選定し、ヘッダーにも新たに「自転車のお悩み」「自転車の交通安全」の項目を追加しました。

• ・自転車保険（コンバージョン用）
• ・自転車HowTo（お悩みユーザー向け）
• ・交通安全（そろそろユーザー向け）
• ・育児（まだまだユーザー向け）

 

その結果、自転車保険そのものとは結びつきにくいコンテンツもランキングの上位となり、自転車保険を検討する手前のユーザー（お悩みユーザー、そろそろユーザー、まだまだユーザー）からのサイト訪問を増やすことができました。

ブログページのデザインについても、右カラムにコンテンツランキングや、CTA（Webサイトの訪問者を行動に誘導するためのコピーやボタン）を設け、ユーザーにとってデメリットのない形でクリック数を増やす工夫を施しました。
自転車保険総合ランキングのボタンや、バナーなど、サイト全体との違和感がない設計としています。

 

 

 

コンテンツの最後には特に人気な記事をバナーで設置し、サイトの回遊率をあげ、コンバージョンにつながる仕組みをつくっています。

 

 

 

デザイン制作はFigmaでおこないました。 ブラウザ上でディレクター、クライアント、デザイナーが常に最新の状態を共有し確認することができるため、コミュニケーションのロスがなく意見交換も活発になりました。

 

 

技術的な部分としましては、元々のサイトもWordpressで制作されていましたが、今回はJamstackという技術に刷新しました。（Jamstackについては弊社ブログでも詳しくお伝えしておりますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください）

それによりサイトの表示速度は格段に早くなっています。