今回は、2023年8月に更新された、GoogleのSEOに関わる最新情報・トレンドニュースをご紹介します。
国内でGoogle検索の新機能として、生成AIによる検索体験 (SGE -Search Generative Experience) の日本語版の試験運用が開始されました。
Search LabsにGoogleアカウントを登録することで、デスクトップのChromeブラウザとスマートフォンのGoogleアプリ( Androidおよび iOS)で利用することができます。
Googleの検索結果における一部のリッチリザルト タイプの表示方法が変更されました。
今後、よくある質問(FAQPage構造化データ)のリッチリザルトは、よく知られていて信頼のおける政府ウェブサイトおよび医療ウェブサイトに対してのみ表示されます。
そのほかのサイトでは、リッチリザルトは定期的に表示されなくなります。
また、How-To(HowTo構造化データ)のリッチリザルトはパソコン ユーザーに対してのみ表示され、モバイル デバイス ユーザーに対しては表示されなくなります。
サイトからこの構造化データを削除することもできますが、あえて削除する必要はなく、Google検索において目に見える影響もありません。
Search Consoleに表示されるサイトエラーの原因がどこにあるのかわからないという方に向けて、イラスト入りの分かりやすいストーリーが公開されました。
Search Console に表示されるサイトに関するエラーについて質問を受けることがありますが、エラーの原因がどこにあるのかわからず混乱している方をときどき見かけます。
無理もありません。ウェブサイトにアクセスする際に発生しうる問題は数多くあります。
しかし、そうした問題は例外なくすべて、アクセスを可能にするあるシステムに起因しています。
このイラスト入りショート ストーリーでは、エラーに焦点を当て、その怖さを少し和らげることを目指します。出典:エラーのお話
サイトエラーの原因が分からず混乱してしまうという方は、ぜひご一読ください。
こちらはユーザーからの質問にGoogleが回答したもので、一部日本語訳したものをご紹介します。
article HTML要素はGoogle検索では特に効果を発揮しません。
これは、他の多くの種類のHTMLタグと同様です。
HTML を活用する意義は、Google検索以外にもたくさんあります。
アクセシビリティやセマンティック上の理由から、特定の種類のマークアップを使わなければならないこともあるため、SEOだけに注目しないことです。
この類の質問はよくあります。
SEOの話になると、つい技術的な側面ばかりに集中しがちですが、必要なことはそれだけではありません。
これは、オフラインの世界に例えてみるとわかりやすいと思います。
たとえば、書籍の表紙を素晴らしい写真で飾り、ほどほどのページ数で、誤字脱字もほぼなく、話題のトピックを扱えば、間違いなくベストセラーになるでしょうか?
あるいはレストランで、適正な食材を仕入れて清潔な厨房で調理するだけで、多くの顧客を獲得することにつながるでしょうか?
技術的な詳細を確実にカバーするのは良いことですが、それだけでは成功できないのは、オンラインでもオフラインでも自明のことです。
本日は、2023年8月に更新された、検索エンジンに関わる主な最新情報をご紹介しました。
その他専門的な内容を含みますが、Googleの更新情報はこちらからご確認いただけます。
https://developers.google.com/
今後も定期的に新しい情報をお届けしていきますので、ぜひ皆さんのサイト運営にお役立ていただければと思います。
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