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話題になった最新Webサービス・アプリ6選(2023年3月)

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Crunchtimer株式会社

著者:クランチタイマー株式会社

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クランチタイマーはアプリ・Webサービスなどの開発を手掛けるWebデベロッパーです。ブログ記事ではロジカルで最適な手法を伝え、課題解決の手助けとなる情報を惜しみなく提供していきます。



この記事では、2023年3月にクランチタイマーで話題になった最新のWebサービスやアプリについてご紹介していきます。

ChatGPTがプラグイン対応

ChatGPTは、OpenAIが提供する言わずと知れたAIチャットサービスです。

自然言語処理に基づくAIの言語モデルで、誰でも無料で簡単に利用が可能です。

2022年末のリリースから爆発的に利用人口が増え、自動翻訳や文章の自動生成など、様々なテキスト処理タスクに利用されています。

そのChatGPTから、ウェブや外部サービスとの連携機能を追加するChatGPT pluginが発表されました。

プラグインを利用すると、外部のモジュールやアドオンをChatGPTに追加することができ、ChatGPTの機能や性能を劇的に拡張することができます。

プラグインの登場により、今後ますます進化が加速することが確実となったChatGPTの動向に、IT業界のみならず全世界から注目が集まっています。

Microsoft Edge 新AI検索エンジン「Bing」

マイクロソフト社は2023年2月7日、AI検索エンジンとして「新しいBing」を発表しました。

その大きな特徴は、AIベースの検索と返答をする仕組みを実装している点です。

OpenAIの大規模言語モデルを利用することで、より正確かつ自然な検索結果を提供できるようになりました。

検索機能だけでなく、チャット機能がついているため、従来の文字の羅列のみでの検索と違い、まるで人に質問をするような感覚で検索をおこなうことができます。

例えば、従来は「アプリ開発会社 広島」と文字を打ち込んで検索することが検索エンジンの機能でした。

しかし、Bingのチャット機能では

「広島のアプリ開発会社を探していますが、何かおすすめはありますか?」

とチャットに打ち込むことで、会話形式で検索をおこなうことが可能となりました。

BingのAIチャットは、ChatGPTの中でも最新のGPT4という言語モデルを採用しており、その精度の高さも大きな話題となっています。

現在このチャット機能を利用するには、順番待ちリストに申し込む必要があります。

また、Bingでの検索によってポイントを獲得できるMicrosoft Rewardsが、同じくマイクロソフト社から提供されています。

Microsoft Rewardsの利用に条件や手数料はなく、Microsoftアカウント登録後、Microsoft Rewardsに登録した方なら誰でも利用が可能です。

Microsoft Rewardsは、Bingでの検索以外にも、ショッピングやゲームといったマイクロソフト社のコンテンツの利用によって、ポイントが貯まる仕組みとなっています。

現在はユーザーシェア率の低いBingですが、最新のGPT4搭載や検索するだけでポイントが貯まるサービスによって、今後のユーザー増加に期待が高まっています。

デザインを自動作成「Microsoft Designer」

Microsoft Designerは、マイクロソフト社が2022年10月に発表したデザインツールです。

現在は、Webプレビュー版への早期アクセスを受け付けており、英語のみの提供となっています。

承認後は誰でも無料でツールの使用が可能です。

このツールは、デザインしたいアイテムをテキストボックスに記入するだけで、様々なデザインを提供してくれます。

例えば、メルマガ登録のバナーを作成したい場合には「a banner for mail magagine」と打ち込むだけで、瞬時にいくつかのデザイン案を提供してくれます。

テキストボックスには日本語の入力もできますが、現状では英語入力の方が精度の高いデザインが提供されるようです。

Microsoft Designerは、Microsoft 365の一部として提供されており、クラウド上で動作するため、ユーザーはブラウザから簡単にアクセスすることができます。

また、あらかじめ多数のテンプレートが備わっており、専門知識がない人でも簡単にテンプレートをカスタマイズしながらデザインを制作することが可能です。

今後いつ日本語版など、他言語で発表されるのかにも注目が集まっています。

3Dスキャンアプリ「Scanivers」

Scanniversは、スマートフォンで簡単に3Dスキャンをおこなうことができるアプリです。

使いやすく高品質な3Dモデルを作成できるアプリとして、建築・アニメ制作・クリエイターなど、幅広い分野で注目されています。

アプリはiPhoneやiPadに対応しており、ARKitを使用して高精度でリアルな3Dモデルを無料で作成することができます。

テクスチャの編集機能があり、撮影後に解像度やコントラストを変更したり、色合いを変更できるフィルターの使用も可能です。

仕事での利用だけでなく、ペットや子どもの写真、旅先での風景を3Dで残すなど、プライベートで活用する方も増加しています。

スライド資料を簡単作成「Canva Docs to Decks」

Canva Docs to Decksは、作成した資料をおすすめのプレゼンテーションに自動で変換してくれる無料ツールです。

試しに、クランチタイマーの紹介文を打ち込んでみました。

右上にある「変換」ボタンを押すだけで……

8種類のスライドデザインが自動作成されました!

提案されたデザインの中から好きなものを選び、「プレゼンテーションを作成」を押すだけで簡単にスライドショーを作成することが可能です。

もちろん文字の色や背景の色、文字の位置やフォント種類などの微調整もおこなうことができます。

視覚的に美しいプレゼン資料が簡単に作成できるため、このツールの活用は作業時間の削減に大きく役立ちそうです。

現場改善プラットフォーム「カミナシ」

カミナシは、工場や店舗の現場管理業務をノーコードでアプリ化することができる、ノーコードプラットフォームです。

例えば、店舗の日々のチェック、設備・施設機材の点検、取引先・内部監査などで起こるレポート作成業務や印刷、関係者とのやりとり確認には、「紙」だからこその非効率さが課題となります。

これらの課題も、カミナシを使うことで、手書き情報のデータ化・目視チェック・承認・Excelへの転記・集計・メールでの報告・検索などを自動化することが可能となり、非効率な事務作業のデジタル化を実現することができます。

同サービスには、ダッシュボード作成機能、スケジュール管理機能、レポート・データ作成機能、ワークフロー作成機能といった機能があり、外食業・製造業・小売・サービス業などさまざまな現場で活用されています。

2023年3月には、カミナシシリーズ Bラウンドで約30億円を調達したことでも話題となりました。

このラウンドはCoral Capital がリードし、ALL STAR SAAS FUND、千葉道場ファンド 、みずほキャピタルが参加しており、カミナシの益々の進化が期待されています。

おわりに

以上、2023年3月にクランチタイマーで話題になったWebサービスやアプリを紹介しました。

次回も最新のWebサービス・アプリについてご紹介するので、お楽しみに!

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筆者

メディア編集部

クランチタイマーのメディア編集部です。 話題になった最新のWebサービスやアプリなど、ITに関するトレンド情報をお届けします。

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