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DXの進め方とは? DXを推進し新規事業を成功させる方法4選!

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DXを用いて業務の効率化や新規事業の立ち上げを進めたいものの、具体的にどう進めていけば良いか分からず、お悩みではないでしょうか?

この記事では、社内でどのようにDXを進めていけばよいか具体的な方法について説明します。

具体的なイメージが持てるようになることで、成功できるDXを進められるようになるので、ぜひご覧ください!

DXとは?

DXの定義

DXについての正確な定義を一度確認してみましょう。

 

日本では経済産業省がDX化推進を謳っており、DXの定義を次のように説明しています。

『企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること』

出典:デジタルトランスフォーメーションを推進するための ガイドライン (DX 推進ガイドライン) Ver. 1.0

 

ここから読み取れるように、DXの本質とは、ビジネス上のデータやIT技術などを利用して、企業の業務を大きく変革させたり、生産性の向上につながるような取り組みを示します。

DXがもたらした変化

企業や社会に大きな影響を与えうるDXですが、具体的にはどんな変化につながるのか、DXによって社会を大きく変えた企業を見ていきます。

 

Netflix

動画配信サービスで有名なNetflix。今や世界で2億人を超える登録者数がおり、190カ国以上の国で配信サービスを行っています。

現在は動画配信サービスを行っていますが、元々は映画や音楽のDVDをレンタルするサービスの会社でした。

しかしDX推進にあたって、独自のプラットフォームを構築し、それまでの顧客データを生かしたデータ分析を進めています。

また、顧客へのレコメンド機能をサービスに盛り込むなどIT技術を活用することで、顧客のニーズに基づくサービスを提供することに成功しました。

 

Uber

配車アプリとフードデリバリーサービスとして有名なUberですが、そのDX化のポイントはスマートフォンアプリを使ったマッチングシステムにあります。

配車サービスでは、ユーザーがアプリから乗車場所と目的地を指定し依頼を出すと、近くを走っているタクシーが乗車場所へ向かいます。

目的地も事前にアプリ上で設定しているため、運転手に目的地を告げる必要はありません。

このような一連のサービスにより、「必要な時に乗れない」、「目的地までの乗車賃がわからない」、「配車に時間がかかる」など、ユーザーがタクシーに抱える課題を解決しました。

さらに、アプリ上で事前決済を行うことも可能です。

運転手の態度・運転スキルが悪かった場合はアプリ上で評価できるため、継続的に高品質なサービスが望めます。

また、ここ数年で急速に利用頻度が高まった「Uber Eats」は、飲食店が個人事業主の配達員に食事の配達を依頼し、注文した顧客の元へ食事を届けるシステムです。

飲食店は配達にかかる人件費を抑えられ、ユーザーはお店に行かなくてもデリバリーで好きなものを注文できる。そして、配達員は好きな時に好きな分だけ自由に働けるなど、多くのメリットをもたらしました。

今や当たり前にも思えるこのようなサービスもDXがもたらしたもので、その影響力は社会の仕組みを作るほどの大きなものになることが分かるかと思います。

DXが注目される背景

DXの具体例を通して、DXは企業や社会に大きなインパクトを与える取り組みになりうることが分かりました。

ではなぜ今のタイミングでDXがこれほど盛んに注目を集めるようになっているのでしょうか。

その大きな理由として「2025年の崖」問題があげられます。

 

経済産業省は、

  • 既存のシステムの老朽化や事業部門ごとで分断されているなどの複雑化により、データを十分に活用できていないこと。
  • 既存システムに多くのコストや人的リソースがさかれることで、新しい技術やツールへの投資ができないこと

を問題として取り上げています。

そして、それにより2025年〜2030年の間に最大12兆円の経済損失が起きることが推定されています。
出典:DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~

 

こうしたレガシーシステムによる負債を取り除き、企業の競争力を高める手段としてDXが注目を集めているのです。

DXを進める具体的な方法

では、DXをどのように進めていけば良いのか、具体的な4つのステップについて見ていきます。

1.DXの目的を決める

まずはDXを何のために行うのかその目的を決めましょう。具体的によく設定される目的には、以下のようなものがあります。

定型業務の業務効率化

ペーパーレス化や事務作業の自動化、人為的に行わなくても良いもののシステム化によって業務負担を減らし、下がったコストをより生産的な活動へ回す。

顧客のニーズに基づいた製品の開発

顧客情報の一元管理やデータ分析によって、真に顧客が求めている製品の開発に繋げる。

顧客とのコミュニケーション向上

顧客管理システムの導入による顧客情報管理や顧客理解度の上昇。顧客とのチャネルを増やすことで、新規顧客獲得を達成する。

 

目的を決める上で注意しないといけないことは、データ活用やツールの導入などの手段が目的になってしまうことです。

最初に説明したように、DXの本質は企業のビジネスモデルを大きく変革したり、生産性の向上につながるような取り組みを指します。IT化という手段を用いて、どんなことを実現したいのか目的をはっきりさせましょう。

また、目的を決める上で重要なのが、経営層も巻き込んで目的を設定することです。

NetflixやUberの例からも分かるように、DXは企業の根本的な業務やビジネスモデルを変えうることにもなるので、個人や一部署だけで取り組むものではありません。必ず経営層も巻き込んだ全社的な取り組みが必要となります。

言い換えると、DXを進めるに当たっては会社全体としての大きな目的があって初めて動き出すことができるのです。

DXを進める上で企業としてどんな方向を目指しているのか、世の中にどんな影響を与えたいのかそれらを明確にすることから始めましょう。

2.具体的なDX戦略を立てる

目的が決まった後は、具体的にどうDXを進めるか戦略を立てます。

プロジェクトのスケジュール、各部署で取り組むべきアクションや手順、取り組む事柄の優先順位などを決定し、DXを進める仕組みを構築していきます。

スケジュールの立て方としては、アクションのリストアップと工数見積、優先順位づけが必要です。

アクションのリストアップでは、実行すべきアクションをリストアップし、そのアクションの結果得られる成果を洗い出します。

この時、どのような環境や人員が整っていれば開始でき、どのような成果が得られれば完了したと言えるか、開始と終わりの条件を明確にしておきます。

次に、リストアップしたアクションに対して工数を見積もり、アクションの優先順位を決定します。同時並行で進められるものや他部署との調整も踏まえた順位づけも行います。そして誰がそのアクションをやるのかも合わせて決めていきます。

これで大まかな作業計画はできるので、後は各開始日と終了日に応じて作業計画表に落とし込みをすれば完成です。また、想定外の事態に対応するためにある程度のバッファ(時間的な余裕)も盛り込んでおきましょう。

さらにDX戦略を立てる上でのポイントが2点あります。

3.事業やビジネスモデルをシステム化する

DX戦略が固まれば次は戦略に基づいてツールやシステムを導入する段階です。

実際にシステムの導入を行う際はまず、既存のデータと新しいシステムを連携させるためにデータを整理しておく必要があります。また、開発を進めるうえでははウォーターフォール型ではなくアジャイル型が一般的です。

「ウォーターフォール型」とは、要件定義からテストまで一つ一つの開発プロセスを順に踏みながら行うもので、開発手順がシンプルで分かりやすい特徴があります。しかし、開発期間が長期化したり、仕様変更に柔軟に対応するのが難しいなどのデメリットがあります。

「アジャイル型」とは、システム開発を小さな単位に分けて実装とテストを繰り返しながらプロジェクトを進めることです。スピード感をもってシステムの効果検証が可能になるので、変化の早いビジネス状況にも対応することができます。

また社内でエンジニアを抱えていない場合は、システム開発会社に委託してシステムを開発することが必要です。

複数の企業から見積や提案をもらって比較検討しながらより良いシステム開発会社を探していけばいいでしょう。システム開発を成功させる上でのポイントは以下の記事を参考にしてみて下さい。

委託先丸投げNG!失敗してしまうシステム開発依頼4つのパターン

4.定期的にPDCAサイクルを回す

システムを導入した後は、効果を測定し、PDCAを回すことが重要です。

DXは、ツールやシステムを入れたらすぐに成功するものではありません。

長期間でPDCAを回し、試行錯誤していく必要があります。

日々の変化に柔軟に対応できるよう、開発に関わったシステム会社と連携して運用していきましょう。

理由としては、状況に応じて、新しいデータの投入や新しいツールの導入が必要になってくる場合があるからです。

また、データの扱いに慣れ、運用してくれるDX人材が社内にいない場合、初期の段階で想定どおりのスタートが切れたとしても、実行・運用のフェーズで継続して改善が滞る可能性があります。

もし、社内でDXを進められる人材の確保が難しい場合は、外部のリソースに頼りながら進めていきましょう。

ただし、先ほども申し上げたようにDXは長期間に渡ります。長期間、外部のリソースを頼り続けるのではなく、早い段階から内部の人材の教育を行うことで、より柔軟に改善を進められる体制を構築できるようにしましょう。

DXを進める上で失敗する主な原因・理由

これまでDXの進め方を見てきましたが、ここではDXを進める上での陥りがちな失敗をまとめました。

これらに当てはまるとDXがうまくいかない原因となるので、DXが思ったよりも上手くいっていないと思われるときはこちらを参考にしてみて下さい。

経営者がDXを理解できていない

DXはビジネスモデルや会社の在り方にも紐づいてくる部分なので、本来は経営者が主体となって全社的に取り組むべき事柄です。

仮に経営者がDXについて理解しないままDXの取り組みを導入すれば、システムの導入で満足して終わってしまう可能性があります。

DX本来の目的は自社のビジネスモデルや風土を変革し、経営、業務改善を実現していくことにあるので、経営者はDXの定義をよく理解し、DXを進めることでどんな変革をもたらしたいのかをしっかりと理解する必要があります。

新システムを導入して満足しない

先ほども申し上げたように、DXはツールや新システムを導入することが目的ではありません。

ツールやシステムはあくまで手段であって、それを導入することでどういった価値を生み出すかが重要です。

新しいシステムを導入して喜びがあることも分かりますが、達成すべき目的は見失わないようにしましょう。

そのため最初にしっかりとした目的を決めましょう。

効果検証のための指標を設定していない

PDCAを回す上で効果を測定するのですが、何を検証の数値とするのかが重要になります。
しっかり数値として目標を立ててそれを達成できたかどうかで検証をするべきです。

そのために、KPIの設定をしましょう。

KPIとは、目標を達成するための重要な業績評価の指標を意味します。
設定する指標としては、例えば以下のようなものです。

・売上・粗利

・受注率

・問い合わせ件数

・顧客単価

・LTV

・システム利用率

ツールやシステムを導入したことで、これらの指標がどれだけ改善したのかを評価し続けることが重要です。

効果が出たとしてもそれがシステムの導入によるものなのか、他の外的要因はないのか分析を続け、PDCAを回していけば、効果を測定しやすくなるでしょう。

終わりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。

DXを進める上で大事なことは社内や社外の関係者を巻き込んで、必要なリソースを揃えていくことです。

特にどんなシステムを作るかはDXを成功させる上で非常に重要になってきます。

「開発会社を探しているけど、なかなか良さそうなところが見つからない」

「DXを進める目的は決まったけど、どんなシステムにしたらいいか分からない」とお悩みではないでしょうか。

クランチタイマーでは、システムの企画から開発後のサポートまで行っているので、ぜひお気軽にご相談下さい!

筆者

加藤 潤一

Laravel/PHP/Goでのサーバーサイド開発やスマホアプリの開発を行っております。 お客様のプロダクトの成果を最大化できるように、要件定義から一連の開発プロセスまでサポートさせて頂きます。

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