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2016年7月5日/ UXデザイン, ユーザーエクスペリエンス,

[第1回] UX Crunch – UXデザインとは?

こんにちは!クランチタイマーブログ編集部です。
突然ですがみなさん、UX HIROSHIMAというコミュニティをご存知ですか?

 

UX HIROSHIMAはより良いユーザーエクスペリエンスをデザインする為に、共に考え、手法や価値観を学び、実践する場と交流を目的として活動するUXをテーマにしたコミュニティです。
クランチタイマーではこのUX HIROSHIMAの運営メンバーとして活動しながら、ペルソナの設計やカスタマージャーニーマップメソッドなど、UX視点を取り入れディスカッションしたり、実業務に活用しています。

 

コミュニティ活動を通じて得た知識やノウハウは社内の勉強会で展開していますが、この有益な情報をブログコンテンツで当社の関係者のみなさんに情報発信していこうと思います☆
今後シリーズ化して少しづつ配信していきますのでお楽しみに!

 


ということで、第1回目は“UXデザインとは?”をテーマにUXをご紹介します!

 

目次

  • UXを学習する目的
  • UXの定義
  • UXの概念
  • UXデザインについて
  • UXの設計期間
  • 利用フェーズ
  • UXの視点と指標
  • おわりに

 

UXを学習する目的

実はUXの概念というものはHCD(人間中心設計)に由来し古くから存在するものですが、スマートフォンなどモバイルインターネットの爆発的な普及で非常に注目されるようになった背景があります。
詳細は今後紹介していきますが、当社のインターネット事業とUXの概念は切っても切れない関係であり、良いプロダクトやサービスを生み出すためにもUXを取り入れる必要がありました。

ただし、UXはプロダクトの開発だけでなく、マーケティングやデザインにも取り入れるべき概念ということもあり、当社では職種(ディレクター、エンジニア、デザイナ、マーケター)に限らず、スタッフ全員で学ぶようにしています。

 

UXの定義

「UX」と聞くとどんなことを思い浮かべますか?
最近流行りのキーワードだとか、システムやサービスの使いやすさ(ユーザビリティ)をイメージされる方が多いと思います。

UXは対象となるプロダクトやサービス・システムと人間(ユーザー)とのコミュニケーションが深く関わっており、その範囲や見え方は業務内容によって大きく異なるため、何か摑みどころの無いものと感じる方が多いようです。

また、しばしばUXを日本語で「ユーザー体験」や「おもてなし」という言葉で表現されることが多いのですが、厳密にいうと国際規格(ISO)では「ユーザーエクスペリエンス」という用語で定義されています。

 

そんなUX(ユーザーエクスペリエンス)ですが、一言で表すと以下のような説明がなされます。

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは?
ユーザーがプロダクトやシステム、サービスを利用した時、および利用をする前に生じる個人の行動や感覚などの体験。

 

UXの類義語として混同されるユーザビリティとの違いですが、ユーザビリティはユーザがシステムやサービスを利用中の使いやすさを表す言葉なのに対し、UXはユーザーがシステムやサービスを利用する前から利用中、利用した後までの全ての体験(個人の行動や体験)のことを表す言葉となります。

 

UXの概念

UXの概念
UXでは対象となるシステムやサービスと人間(ユーザー)の関わりあいを表現します。
その範囲は対象となるシステムやサービスによって大きく異なりますが、全てに共通して言えることは、ユーザーの主観が中心にあるということです。

 
UXの概念
ユーザーがどんな立場にあり、どんなことを考えて、どんな行動をするのか、人間(ユーザー)を中心にシステムやサービスを設計していきます。
ユーザーによって利用シーンが違うことや、ユーザーの置かれている前提条件、タッチポイント、行動、感情など、UXでは様々な体験を考えていく必要があります。

 

UXデザインとは?

UXデザインとは?
UXはステージによって3つに分けて説明することができます。

現象としてのUX ユーザーが何をどう感じるか、心理構造の解明をすること
研究開発としてのUX 結果どうすれば、ユーザーの満足が得られるのか研究すること
実践としてのUX 仕組み化して継続的に提供し続けられるようにすること

 

UXデザインとは、これら3つの計画から仮説、実践までの「人間中心設計」に由来する設計(デザイン)の活動を指します。

 

UXの設計期間

UXの設計期間
UXはユーザーの利用フェーズ(期間)を4つに分けて説明することができます。
ある特定のシステムやサービスの利用前、利用中、利用後、そしてしばらく利用した後(利用全体)に分類します。

 

システムやサービスの利用では、ユーザーの利用前の行動や感覚の仮説が、利用中で検証され、利用後に体験となり、利用期間全体で繰り返されます。
これらシステムやサービスの利用期間すべてをユーザーが体験し、体験を通じて得た感覚がブランディングになるわけです。

 

システムやサービスの利用期間を考えた時、UXにおける利用前のフェーズでは、そのシステムやサービスに関する情報に触れる場合があります。
これらはユーザビリティとは違い、ユーザーの体験としてシステムやサービスに直接触れていない期間も設計の対象とするのがUXの大きな特徴となります。

 

UXの視点と指標

UXの視点と指標
このようにUXは多くのシーンを包括した概念として使われるため、1つの視点で捉えることができません。
そのため様々な立場や観点によりいくつもの視点で解釈が行われます。

 

これらを大きく分類すると、ビジネス(マーケティング)視点、ユーザー視点(満足度)、プロダクト視点(品質やユーザビリティ)という、3つの視点で捉えることができます。
ただし、それぞれは目的や目標が異なるアプローチとなることから、UXとして評価する指標というものはありません。

 

UXではそれぞれの視点において活動や目的が異なるため、一概に「UXを向上させることで特定の指標が向上する」という解釈はできないことに注意しましょう。
UXという概念を取り入れる場合は、発生する効果を指標化し、様々な活動や目的と一致させることが必要です。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?
第1回目では「UXデザイン」についてご紹介しました!

UXにご興味がある方は是非「UX HIROSHIMA」のイベントなどにも足を運んでみてください!!

 

次回では、UXとユーザビリティの違いについてご紹介します!

 

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