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2014年4月3日/ アプリ, スマホ, 発注

発注前に知っておきたい!スマホアプリ開発見積もりの真実

 

スマホアプリを企画したが、開発を発注するとどのくらいかかるのか不安…

見積もりを取ったが金額は妥当なのだろうか??…

 

そんなスマホアプリの制作を発注するにあたって不安を抱える担当者さん必見の内容です!

 

大手のシステム開発会社で10年ほどいろんな現場でシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーを経験した筆者より、開発を発注するにあたって知っておきたい金額見積もりの裏側を公開しちゃいます!!

 

 

開発費はどのように見積もられるのか?

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「スマホアプリの開発」と聞くとすごく難しいことをやってるように感じられるかもしれません。

しかし実際は、人間が人間の頭で考えて、人間の体でキーボードをタイピングし、マウスをクリックし、ソースコード(プログラム)を作り上げていくの労働力以外の何者でもありません。

 

当然、専門知識やノウハウは必要ではありますが、開発というものは最終的に労働力を製品(スマホアプリ)に変えて、その対価としてお金を頂くという作業です。

 

分かりやすく例えていうと、住宅の建築をイメージすると理解しやすいと思います。

家のデザインイメージがあって、設計図があって、大工さんがカンナなどの工具で家を組み立てて…、といった具合です。

 

 

受注会社が見積もるために欲しい情報

開発作業を見積もるにあたって必要な情報はたくさんあります。

当然まずは何を作りたいのか伝えないと開発はできませんが、それよりもシステム要件を明確にした方が話がスムーズです。

 

  1. スマホアプリであればiPhoneなのか、Androidなのか、それとも両方なのか?
  2. ゲームアプリなのか、ツールアプリなのか、教育アプリなのか?
  3. 端末はスマホだけなのか、タブレットも対応するのか?
  4. サーバーと通信して情報を取得したり送ったりするのか?

 

これらのざっくりとした要件から始まり、正確に見積もるためにはアプリの仕様についてもできるだけ細かい情報が必要となります。

 

  1. どんな画面が作りたいのか?
  2. GPSは使うのか?facebookとは連携するのか?という機能数は?
  3. こだわったアニメーションなどがあるか?

 

ここに書いたのは一例ですが、上記で述べたように開発が労働力の対価である以上、作られるアプリの数、画面数、機能数、その他アニメーションなどのこだわりによって金額が変わってきます。

 

開発側としては「システム要件」「アプリ仕様」をベースに、その他各種前提条件などを盛り込んで見積もっていくことになります。

 

 

開発現場の真実

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ここで見積もりとは少し離れますが、発注したあと開発現場で良く起こるケースをご紹介します。

※ すべての会社・現場ではありませんが、しばしば見られる光景です。

 

1. 見積もりで想定していた作業量より大変な作業だったことが後で分かる

2. 開発を行うエンジニアが必要スキルを有していない 

 

要するに、「考えていたよりもずっと難しく、さらにスキルを持ってないので勉強しながら開発をする」ということが実はよくあります。

 

これを多くの会社では「開発リスク」として見積もっています。

 

なぜこのようなことが起こるかというと、見積もりを行う人間は営業や管理職が多いので具体的な知識を持っていないことや、営業のアピールが会社として社員のもつスキルや実績であって実際に開発を担当するエンジニアは受注の後に決まるからです。

 

 

作業量を見積もる

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最終的には 「システム要件」などクライアントからヒアリングした要望や前提条件と、自社のこれまでの実績やスキルレベルなどを考慮してまずは作業量を算定します。

 

これを「工数」といいます。

 

単位は「人月:ひと1人が1ヶ月に行う作業量」や「人日:ひと1人が1日に行う作業量」という数え方をします。

で、この工数ですが、どうやって算定されるかというと・・・

 

 

正直なところ「勘」です。

 

 

ですので、見積もりを行う人間によってかなり差がでます。

当然現場エンジニアのチームリーダーなど上級のエンジニアが見積もる事も多々ありますので、経験豊富なエンジニアなら精度が高いでしょうし、大手の会社では管理職や上級エンジニアがレビュー(評価し合う)を行い精度を高めます。

 

ただし、結局のところアプリの仕様が見えていなかったり、見積もり時点で担当するエンジニアが見つかっていないなどリスクが必ずあるので、そのリスクは上乗せして作業量に換算されます。

 

 

開発金額の決まり方

ここまで、作業量の見積もりに関する決まり方を見てきました。

いよいよ金額です。

 

金額は「工数 × 単価」で決まります。

単価は1人月100万円とか、90万円とか、安いところなら60万円と言った具合でしょうか。

 

 

例えば、単価80万円の会社が3人3ヶ月で開発ができると見積もった場合は

「80 × 3 × 3」で「720万円」となります。

 

ですので、単価が高い会社でも生産性が高く工数を少なく見積もった場合には金額が安くなる場合もあります。

 

 

  

結局どういう会社に発注すればいいの?

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最後に、結局どういう会社に発注すれば良いかということを述 べたいと思います。

 

まず金額面でいうと当然安い方が良いのですが、見積もり書の内容が充実している会社の方がしっかり検討しており正確な金額を算出していると言ってもよいと思います。

A4一枚程度に数行の開発項目を書いて金額だけ書かれてあるような見積もり書はあまり正確でない可能性があります。

 

安すぎる会社は、あまり内部で検討できておらず、開発現場でトラブルが発生して納期遅延が起きるとか、品質が悪すぎるなど、発注側にもリスクが発生する可能性も考慮しておかなければなりません。

 

トップ営業が口先だけで受注して後は開発現場に投げるだけ、なんてこともあるので発注先の選定には、

 

要件をしっかりヒアリングする会社

見積もり書の内容が詳細に書かれている会社

 

を参考にされると良いと思います。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

発注側にはわからないことがたくさんあると思いますので、見積もりを取った場合にはどんどん質問してお互い納得の行くアプリを開発して下さいね!

 

 

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