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2014年4月14日/

クラウドサーバーのメリットとデメリット(社内システム管理者向け)

 

 「クラウドサーバー」という言葉が生まれてから数年がたちますが、社内で運用しているサーバーと比べて実際問題何が違うのか?というのが、多くの社内システム管理者の疑問かと思います。

 

今回の記事ではシステム管理者の実業務に立った目線でクラウドサーバーのメリット・デメリットについてお話しします。

 

メリット① サーバー設置にまつわる諸作業が不要

社内でサーバーを設置する場合、通常以下の作業が必要になるかと思います。

  • サーバーのスペック確認
  • サーバーの設置場所の確保
  • サーバー使用に耐えられる電源設備かどうかの確認。
  • サーバー設置目的を叶えられるネットワーク設備かどうかの確認
  • (必要に応じて)電源工事を業者に依頼して工事
  • (必要に応じて)ネットワーク工事を業者に依頼して工事
  • UPS(非常用電源)などの周辺機器の購入

 

これらの作業が一切不要になります。

必要なのは外部に繋がるネットワークとPCだけです。

 

専門業者数社に見積もりを依頼して選定したり、自社業務に影響を与えないように工事のために休日出勤したりする必要もありません。

外部との作業が減る分社内稟議作業も少なくなり、サーバー起動までの時間が大幅に短くなります。

これも全てはクラウドサーバー提供会社が上記サーバー周りの作業を担保してくれることによります。

 

メリット② サーバーのコピーができる

これがクラウドサーバー最大の長所になります。

メリット①だけですとレンタルサーバーと変わりありませんが、クラウドサーバーの場合サーバーを丸々コピーしてもう一つのサーバーを設置するのが非常に簡単にできます。

  • 「サーバーを増やしたいけれど前任者が全て行ったので何をどうしていいかわからない」
  • 「サーバー設置にまつわる諸作業(工事や社内稟議)はたまにしか行わないので思い出すところから始めないと」

このようなことで悩んだ事は無いでしょうか?

クラウドサーバーではサーバー自体を「データの固まり」として扱うため、コピー&ペーストを行うかのようにサーバーの増設が行えます。

AWSですと30分程度でサーバーが増築可能です。

  

 メリット③ サーバーのスペック変更が容易

こちらもクラウドサーバーの特徴になります。

「パソコンならメモリの交換程度はした事あるが、サーバーとなると何をどうしていいかわからない」

心当たりはないでしょうか?

クラウドサーバーであれば自分のPCから簡単な操作でサーバーのスペックを簡単に変更できます。

 

 メリット④ 災害に強い

自社にサーバーを設置している場合、災害により業務が停まってしまう危険性があります。

しかし、クラウドサーバーであれば世界中の各拠点でデータを同期することができるため、どこかのデータセンターで災害が起きても別のデータセンターが動いているかぎりサーバーは動き続けます。

サーバー単体で行っているサービスであれば、自社が倒壊しようとPCとネットワークさえあれば業務を続行することができます

 

 

 

デメリット① 料金は高め

サーバー周りの諸作業の担保や、災害時のリスク分散という質の高いサービスを提供してくれる分、月々の料金はやはりお高めです。

しかし、これまでご紹介したサービスやサーバーの老朽化を気にしなくてよいというメリットを考慮する妥当な額かと思います。

AWSでは料金のシミュレーションができますので興味を持った方は是非お試しください。 

 

デメリット② 運営側がサービス終了をする可能性がある

クラウドサーバー運営側がサービス終了する事に気づかないでいると「自社データがある日突然消えてしまった 」ということが起こる可能性があります。

ただ、通常は数ヶ月前からサービス終了の告知が来るものです。その時が来てからデータの退避方法を考えても十分かと思います。

 

まとめ

メリット・デメリットが色々ありますが、私としてはメリットが大幅に勝っていると考えています。

特に、世界中にデータを分散させるなんて事は一企業が中々行える物ではありません。

この記事がクラウドサーバーの世界への入り口になることを祈っております。

 

 

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